2008年12月23日

福井県美山町河内産赤カブラは焼畑農法によるものだ


いまどき肥料を入れないで、急な山の斜面で栽培する姿がすごい


 NHKの「食べ物一直線」という番組で、「赤カブラ」の話に興味がわいたので少し書いてみたいと思う。なぜ興味がわいたのかといえば、これは無耕起無肥料で育てていたからである。これは焼畑農法で草取りだけで育てていたので、岩澤信夫さんの田んぼの不耕起農法となんとなくイメージが重なり、こんな農法が今でも存続し、しかも厳しい自然条件ながら良く育っているのには驚いた。


 この栽培している土地が急な山の斜面で、地面には小石が散在するようなところで、耕作地とはいえないようなところである。ここを切り開き焼畑にして山菜風に栽培するのです。知らないとはいえこんな自然な形の栽培法があったとは、これはうかつでとんと私は知りませんでした。 

 ネットで調べていくうち、山形・新潟県境のところにもこのような焼畑農法でカブラを作っているところがあり、美山町河内地区のような栽培法であることが分かりました。カブラはあまり湿り気が多いところよりより少し乾いたところがいいので、急な斜面の方が栽培適地ということです。こんなところでカブラを作るということは、山菜感覚でこれを栽培しているということです。
 

 この福井県には伝統野菜としていろいろなカブラが沢山登場します。私の感覚からいえば,こんなところで作られる野菜は大変味が濃いものであると思います。少し大変な作り方ではあるのだが、味が分かる人には応えられない味でしょう。これからはこの山菜風カブラの栽培法を知ることで、外に類似のものがいろいろ作られていないものか、もっと関心を持っていきたいと考えています。

 
ふくいの伝統野菜




 
posted by 農耕民 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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