2012年03月04日

谷口末廣さんのミンダナオ島戦争記録 26


4 終わりに
   
      形骸化した憲法9条を生き返そう

 私が老躯に鞭打ち戦場体験の一端を寄せたのは、憲法9条が年と共に形骸化を深め、今のうちに原点に戻さなければ、大変なことになってしまうと思うからである。

  ご承知の通り、九条(戦争しない・軍隊は持たない)は、日本の宝だけでなく、世界の未来の宝として尊重されています。それを戦争が何たるかを知らない人達によって、国土や国民の生命・財産を守るためとか、国際貢献のため等と称して、その都度、立法化し、実質的に九条違反を犯している。

  私達は65年前に、「二度とこの過ちは繰り返しません」と誓いました。そのことを忘れないで、今のうちに憲法9条に関連した諸法律(例えば自衛隊法、日米安保条約、自衛隊の海外協力のための諸法律)を解釈改憲と誤魔化さないで、原点に引き戻さなければならない。それについて私達は努力を惜しんではならない。

  なお、今回は捕虜収容所で痛感したことや、復員後の戦争観等についてご報告できなかったが、機会を得て、ご報告しなければと思っています。 

※なおこの谷口さんの戦争体験は、本のように初めから順に読めるように纏めてあります。それは明日の2012年2月5日、このブログで一括して掲載してあります。







posted by 農耕民 at 00:00| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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